2017年12月23日土曜日

せり・みつば(放送日12月19日)

盛岡市中央卸売市場から旬のおいしい食材をご紹介する「とれたて市場だより」。

本日紹介する食材は!年末年始に大活躍の野菜「せり」「みつば」 です。

左が「せり」、右が「みつば」
どちらも香りがよくこれからのお正月時期には欠かせない野菜で、お正月料理や鍋料理に需要が高まることから、毎年この時期はぐんと出荷量が増えます。

せりは、出荷量日本一を誇る宮城県産のもの。みつばは、埼玉県産のものを用意しました。

ことしは、台風の影響でハウスが壊れたり、苗が流されたりといった被害がありました。しかし、その後持ち直し、見た目・味ともに良好です。

≪ せり ≫


春の七草のひとつと言う事もあり、お正月時期の需要が高いです。そのため、12/25以降が一番の出荷のピークで、通常の3倍ほど出荷量が増えます。

せりといえば、やはりシャキシャキとした食感も特徴ですが、
食感を残すための調理をするポイントは

” 茹でてあく抜きをすること。”

    ※茹ですぎには注意※

鍋に塩を加えた水を沸騰させ、根がついたまませりを投入する。
 ★10秒程度でOK!★
茹ですぎるとシャキシャキとした食感が損なわれますよ (ー_ー)!!  




しっかりと下処理を行ないせりのシャキシャキとした食感を楽しめるレシピのご紹介♪

『せりと大根と豆腐のさっぱりサラダ』


 作り方 

① せり・大根・にんじんを細切りにする。
② 豆腐はサイコロ状に切って電子レンジに1分かける。
③ かつお節・白ごま・しょうゆ・砂糖を混ぜ合わせたものと絡めて完成!

ヘルシーなレシピ! 
せりは鉄と葉酸が豊富で、貧血予防に効果があるといわれています。
ビタミンが豊富な野菜と併せることで栄養の相乗効果も期待でき、年末年始、疲れた胃にやさしいレシピとしておすすめですよ (^_^)/ 


≪ みつば ≫


通常に比べるとこの時期の出荷量は何と!10倍も増えます。(*_*)

上品な香りと食欲を増進させたりストレスを解消させたりする作用があることで人気の野菜で、栄養面では、免疫力を高めるカロテンや、高血圧予防に効果のあるカリウムが豊富です。

みつばの上品な香りをぎゅっと閉じ込め、尚且つ美味しく味わえるレシピのご紹介♪

『みつばの卵とじ丼』



 作り方 

① みつばは根を落として5センチほどの長さに、ねぎは食べやすい大きさに切る。
② だし汁・砂糖・しょうゆ・みりんを熱し、砂糖が溶けたら①を入れる。
③ 溶きほぐした卵を入れて1分ほど煮詰め、蒸らして完成!

みつばの香りをふんわりと卵でとじた香りと食感を楽しめるレシピで、丼ものでなく、おかずとしていただくのもおススメですよ (^_^)/




みつばの出荷時期は通年で、せりの出荷は来年の4月頃までになります。

添えるだけの野菜ではなく、メイン料理としての楽しみ方もおすすめです。
皆様もぜひ試してみてはいかがでしょうか♪ (^_^)/ 



!(^^)!

本日お届けしたのは 丸モ盛岡中央青果(株)西田 裕紀さんとNHK伊藤 彩キャスターでした!


「とれたて市場だより」は、月曜日~金曜日の午後6時10分~7時のNHK総合「おばんですいわて」内で火曜日に放送しています。



皆様ぜひご覧ください。



次回(2017年12月26日)放送予定は 「キンメダイ」 です。
※国会中継等で休止になる場合があります。ご了承ください


2017年12月18日月曜日

いちご(放送日12月12日)

盛岡市中央卸売市場から旬のおいしい食材をご紹介する「とれたて市場だより」。

本日紹介する食材は!クリスマスケーキに欠かせない真っ赤なフルーツ「いちご」 です。


大人にも子供にも大人気のいちご!出荷がピークを迎えています。

いちごの旬は、春から初夏と言われていますが、最近はクリスマスなどの需要が高まる時期にあわせて11月ごろから出回り始めています。
この時期のいちごは、ハウス栽培のもので、酸味は控えめで甘みが強く、やわらかくみずみずしいのが特徴です。

ことしは、秋の日照や天候などに恵まれたため、色づきや大きさは良好で、出荷量も例年並みで順調な滑り出しです。
クリスマスや年末年始などのお祝い事シーズンにはおいしいいちごをたくさん味わうことができるのではないでしょうか (^_^)/ 

≪ 甘いいちごを見分けるポイント ≫

 

まずは 「色」

 


ヘタが濃い緑色のもの

※ しおれていたり、変色したりしていないものを選びましょう。








全体的にムラのない鮮やかな赤色をしているもの








 

 

 

 

次は 「香り」

 

ん~♡ いちご特有の甘い香り(^_^)


鮮度が高いほど、いちごの甘い香りがします。















≪ 2つの主力品種のご紹介♪ ≫

 

「赤い・丸い・大きい・うまい」の頭文字から名づけられた

福岡県産の 『あまおう』

 

あまおう!

あまおうの魅力はなんといっても、大きさです。
通常のいちごの大きさより2倍近くになるものもあり、味は甘みと酸味が調和して濃い、深い味わいを感じることができます。


栃木県・群馬県の両県にまたがる日本百名山の1つ「皇海山」(すかいさん)に由来すると言われている

栃木県産の 『スカイベリー』

 

スカイベリー!

見たとおり、実はとても大きくきれいな円錐形をしています。
甘さの中にほどよい酸味が感じられ、ジューシーです。


いちごのおいしい食べ方はそのままパクっと食べるのが一番!

 

≪ そのまま食べるときのポイント ≫



◎洗うとき

ヘタをつけたままボールに入れて薄い塩水で手早く洗う。

洗いすぎると甘みが逃げてしまうこともあり、またヘタを取ったまま水につけるとビタミンCが水に溶け出してしまい、水っぽくなってしまうので注意しましょう。

◎食べるとき

いちごはヘタ側よりも先端のほうが甘みが強いので、ヘタ→先端の順で食べると甘みが増しおいしくいただけます。

では、食べてみま~す (^_^)/

 
ほどよい甘酸っぱさ (*^_^*)


≪ ちょっと手間を加えて、おいしくいただく方法のご紹介♪ ≫

『イチゴのはちみつ漬け』


 作り方 
●はちみつとブランデーを同じ量を混ぜ合わせておきます。
●いちごにかけ30分~40分ほど冷やします。
●最後にレモン汁をかけて完成!

クラッカーやトースト、アイスなどと一緒に食べてもおいしいです。
ブランデーも強すぎず、まろやかなソースにレモンの酸味がぴったり


≪ 簡単にできるいちごスイーツのご紹介♪ ≫ 

『いちごと豆乳パフェ』


 作り方 

●豆乳・米粉・メープルシロップを鍋に入れ、弱火にかける。
●なめらかになるまで混ぜ、器に入れて冷ませておき、いちごはスライスします。
●カップにあんこ・いちご・混ぜた豆乳・シリアルを重ね、いちごをトッピングして完成!
  ※ 豆乳がない場合には、牛乳を使ってもOKです。

見た目もかわいらしく、手間をとらない簡単なデザートです。
普段のおやつや、これからのクリスマスパーティーにも活躍できる1品ですよ(^_^)/


冬のいちごの旬は、来年の5月ごろまで続きます。

栄養のあるいちご。ビタミンCが豊富で、風邪予防や疲労回復、肌荒れなどに効果が期待できるそうです。

皆様も、甘くておいしい冬のいちごたくさん味わってみてはいかがでしょうか (^_^)/

!(^^)!
  
本日お届けしたのは 丸モ盛岡中央青果(株)加藤 清治さんとNHK渡邉 真キャスターでした!

「とれたて市場だより」は、月曜日~金曜日の午後6時10分~7時のNHK総合「おばんですいわて」内で火曜日に放送しています。


皆様ぜひご覧ください。


次回(2017年12月19日)放送予定は 「せり・みつば」 です。
※国会中継等で休止になる場合があります。ご了承ください



2017年12月12日火曜日

ナメタガレイ(放送日12月5日)

盛岡市中央卸売市場から旬のおいしい食材をご紹介する「とれたて市場だより」。

本日紹介する食材は!岩手のお正月料理の定番食材「ナメタガレイ」 です。

きょうは北海道で水揚げされたものを用意しました!


カレイは、基本的に夏が旬ですが、冬場に産卵期を迎えます。
この時期のカレイは、卵たっぷりで子を抱えていることから、子孫繁栄の縁起物としてお正月時期は重宝されていて、別名「母ガレイ」または「婆ガレイ」とも呼ばれています。


《 おいしくて新鮮なものの見分け方 》

【丸ごと一尾の場合】

① ぬめりが多く、粘液は茶色く濁らず透明感があるもの。
 
② 身に張りがあるものは、子がたくさん詰まっている(卵が多い)証拠。


 【切り身の場合】

あふれんばかりの卵!

 ☆卵がぎっしり詰まっているもの☆
 

  《 おすすめの食べ方 》

” やっぱり煮つけ料理が一番 ”

とくにこの時期は卵がおいしいので丸ごとしっかり煮込んでうまみが凝縮された子の部分もおいしく味わってほしいです。


《 岩手の大晦日の定番!『カレイの煮付け』調理のポイントを含めご紹介♪ 》


調理を始める前に湯通しをする。
80度位の湯をかける

※熱湯だと皮が破けるので注意!







冷水につけてうろこを取る。

その後、キッチンペーパーなどでしっかり水気を切る。







鍋に、水・酒1カップ・しょうが・カレイを入れる
※加熱前に水・酒を加えることで、カレイのくさみをとる効果があります。

みりん・砂糖・しょうゆを各分量ごとに加える。
みりん・砂糖 大さじ1ずつ
 しょうゆ   大さじ2



アルミホイルでおとしぶたをします。
ときどき味見をし、しょうゆで味を調整しながら煮詰めていきます。







 

 

 

 

 

 

” そして、完成したのがこちら ”

 



カレイの身はやわらかいので加熱をしても硬くなることなくふわふわとした食感を楽しめます。
下処理のポイントをしっかり取り入れながら各家庭の味付けを楽しんでみてください(^_^)/

《 煮つけをちょっとリメイクしたレシピのご紹介♪ 》

『カレイの煮つけ卵とじ丼』



 作り方

① カレイの煮つけをほぐし、小松菜をごま油でさっといためる。

② 水・めんつゆ・ほぐした煮つけを混ぜて蒸し焼きにして、溶き卵を入れて固まってきたら完成!

お正月のときにあまった煮つけを有効においしく味わえるレシピで、煮汁もしっかりしみこんでいるのでご飯にぴったり!


カレイは、今は北海道冲での水揚げが中心ですが、漁場が南に移り始めており、年明けからは県内の漁港でも水揚げされるそうです。

カレイの煮つけ作り!ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか?



!(^^)!

本日お届けしたのは 盛岡水産(株)佐藤 彩斗さんとNHK伊藤 彩キャスターでした!


「とれたて市場だより」は、月曜日~金曜日の午後6時10分~7時のNHK総合「おばんですいわて」内で火曜日に放送しています。

皆様ぜひご覧ください。

次回(2017年12月12日)放送予定は 「イチゴ」 です。
※国会中継等で休止になる場合があります。ご了承ください


2017年12月5日火曜日

大根(放送日11月28日)

盛岡市中央卸売市場から旬のおいしい食材をご紹介する「とれたて市場だより」。

本日紹介する食材は!冬はおでんや煮物などメインとなって活躍する野菜 「大根」 です!


大根は100種類以上の品種があると言われていますが、きょうは主要品種「青首大根」をご紹介します。

11月から3月にかけての大根は「秋冬大根」と呼ばれています。秋冬大根は寒さから身を守るために、糖分を増やします。そのため、凍りにくくなると同時に甘みも増します。また、一年の中でも特にみずみずしく、柔らかさを感じることが出来ます。

断面も真っ白!
           秋冬大根  
          甘みが増す  みずみずしい やわらかい


今年の大根は、10月の台風21号の影響をうけています。
強風や雨で葉が萎れたり、土をかぶったりしました。思った以上に影響があったようです。

土をかぶった大根

10月初めまでは、天候も良好で今年は豊作になると見込んでいたのですが、台風の影響により、出荷が一週間~10日ほど遅れました。見た目は若干小ぶりなものが多いですが味は良好でおいしい大根に育っています。

          <大根を選ぶポイント>
          ・肌の色が白く、なめらかでツヤとハリのある物。
          ・葉のピンとしたものは鮮度の良い証拠。
          ・大きさのわりに重量感のある物。



大根料理は火が通るまでに時間がかかります。時短になって、かつ、おいしくなる下準備のポイントがあります。

<下準備のポイント>

「切り方」
基本ですが、「十文字」の切れ目を入れましょう。これによって味が染みこみやすくなります。次に、皮は厚めに剥きます。火の通りが早くなり、短時間で染みこみやすくなります。さらに大根の角を面取りしておくと煮崩れを防止できます。


基本と言いつつも忘れがちですよね。こうしたことをしっかり行うことで、おいしく仕上がりますし、効率よく料理できます。

「下茹で」
お米の研ぎ汁を使います。お米を研がない場合は、米 大さじ1と水を入れます。
煮込み時間は10分程度で、竹串がスッと通るのが目安です。
お米の研ぎ汁を使うと、より味の含みが早くなると言われています。煮物のダシの味が染みこみやすくなるだけでなく、大根のアクやえぐみなども取れやすく、やさしい味になります。


          研ぎ汁効果 ⇒ 味が染みこみやすい
                  アク、えぐみを取る

研ぎ汁ならご飯を炊く際に必ず出ますから家庭で簡単に実践できそうですね!

オススメ料理をご紹介します。

 「大根の田楽」 
作り方 
①味噌とコチジャンを2対1の割合で、ごま 胡麻油 みりん を加えて混ぜる
②下茹でした大根をダシ汁に入れ、20分茹でる
③①をかけて完成!

味が染みこみやすくなった大根は、ダシをたっぷりと吸い込み、一口食べるとじゅわっと広がります。味噌との相性は抜群です。


 「大根とんかつ」  ~ちょっと変わった一品(@_@;)~
見た目とんかつ!中身はダイコン(笑)

作り方
・下茹でした大根を みりん 醤油 ダシ汁 で5分煮る
・豚肉は重ねて大根の幅に切り 塩 コショウをふる
・大根の水気を切り 小麦粉をまぶす
・豚肉を大根ではさみ 溶き卵 パン粉 をつけ、150度の油で揚げる


とんかつと言っても、中が大根なので、とにかくヘルシーです。豚肉の旨味と大根の甘みが感じられ、ポン酢などをつけてさっぱりと味わってほしいと思います。

(^o^)丿

大根の首の緑色の部分は、土の上に出て日に当たった部分で甘みがあります。葉に近い部分は切って捨ててしまいがちですが、おろしにしたり細かく切って汁物にいれたりするなど無駄なく活用するのがオススメです。

本日お届けしたのは 丸モ盛岡中央青果(株)西田 裕紀さんとNHK渡邉 真キャスターでした!


「とれたて市場だより」は、月曜日~金曜日の午後6時10分~7時のNHK総合「おばんですいわて」内で火曜日に放送しています。



皆様ぜひご覧ください。



次回(2017年12月5日)放送予定は 「ナメタガレイ」 です。
※国会中継等で休止になる場合があります。ご了承ください