2017年1月27日金曜日

早採りワカメ・マツモ・昆布(放送日1月24日)

盛岡市中央卸売市場から旬のおいしい食材をご紹介する「とれたて市場だより」
本日紹介する食材は!磯の香りが漂う「海藻類」です



左上がワカメ!右上がマツモ!下にあるのが昆布!


シャキシャキとした食感のワカメ。とろっとろのマツモ。肉厚でうまみを凝縮した昆布!今が食べごろです!


【早採りワカメ】   ※この時期しか味わえない※





今の時期は、養分を1本のワカメに集中させるために、間引きの作業が行われます。

その間引かれたものを早採りワカメと呼び、短くやわらかいのが特徴です。

きょうは三陸、宮古の重茂(おもえ)地区のものをご用意しました。


≪早採りワカメおすすめの頂き方≫


『ワカメのしゃぶしゃぶ』

 




湯通しした瞬間に、ワカメが鮮やかな緑色に変わり、色の変化とシャキシャキ感を楽しめます。

ポン酢や酢みそにつけて召しあがってみてください。


食べてみま~す  (^_^)/



肉厚でしゃきしゃき!

非常にシンプルなのですが、フレッシュな生ワカメのおいしさがストレートに伝わってくる食べ方で

また、湯通ししたときの色の変化を楽しめるのは、新鮮な早採りワカメならではです。
色合いの変化を楽しみながら味わってみてください




【マツモ(松藻)】    ※生はこの時期だけで香りが高い※







マツモとは、北海道や三陸を中心に主に岩などに生息する海藻のことで、生を味わえるのはこの時期から3月ごろまでです。

松の小枝のように広がることから、マツモ(松藻)と呼ばれるようになった、と言われています。

高い風味と旨みから海藻の王様と重宝されてきました。


マツモのかき揚げ』



 〔作り方〕

① マツモと玉ねぎを細かく切っておく。

② にんじんは千切りにする。

③ 小麦粉と水で衣を作り、10㎝四方に切ったクッキングシートに等分し、180度の油で揚げて完成!


一口食べれば、磯の香りがふわっと広がります。

生は今の時期だけなので、香りを楽しみながらたくさん食べてほしいです。



【昆布】    ※この時期大活躍※  






年中見かける昆布ですが、特にこの冬は需要が高まり、お正月のおせち料理や鏡もちと一緒に飾られたりと縁起物としてよく使われます。

そして!冬の鍋料理にも欠かせない食材です。


きょうは、料理向きの「早煮こんぶ」を用意しました。

一見、昆布はどれでも、出汁として使っても、煮て食べても良さそうにみえますが、実は、向き不向きがあります。「早煮こんぶ」は、繊維質が少なく柔らかいので、昆布巻やおでんなどの料理に向いています。


『豚肉の昆布巻き』   ※昆布と相性抜群の豚肉を使った料理



 〔作り方〕

① 昆布を豚肉の大きさに合せて切ります。

② 煮くずれしないように昆布を二重にして、そこに角切りの大根と一緒に巻き、干ぴょうでしっかり結びます。

③ 30分ほど湯がいてから一度ざるにとります。

④ しょう油、砂糖、みりんを加え、15分煮込みます。煮汁を少し残して完成!


昆布には、うま味成分の「グルタミン酸」が含まれています。そこに、豚肉に含まれるうま味成分「イノシン酸」を組み合わせることで、うま味の相乗効果により一層おいしさが増します。


※ 「巻くのがちょっと手間だな」という場合には、料理しやすい大きさに切った「切昆布」を使って豚肉と炒め物にしてもいいですよ!


≪海藻類を選ぶポイント≫

全体的に肉厚で、色にムラがないものが新鮮です!



食卓の主役にもなったり、料理をよりおいしく引き立ててくれたり…海藻類は欠かせない食材ですね。




食感、風味などそれぞれの特徴を活かして、今が食べごろの海藻類 ぜひ食べてみてください!!


 
(^_^)/

 


本日お届けしたのは 盛岡水産(株) 佐々木 優さんとNHK渡邉 真佑子キャスターでした!




「とれたて市場だより」は、月曜日~金曜日の午後6時10分~7時のNHK総合「おばんですいわて」内で火曜日に放送しています。




皆様ぜひご覧ください。





次回(2017年1月31日)放送予定は 「キウイフルーツ」 です。
※国会中継等で休止になる場合があります。ご了承ください

2017年1月21日土曜日

寒締めホウレンソウ(放送日1月17日)

盛岡市中央卸売市場から旬のおいしい食材をご紹介する「とれたて市場だより」
本日紹介する食材は!濃い深緑色、葉肉が厚くてしっかりしていて,冬を代表する野菜のひとつ…
「寒締めホウレンソウ」です



県内産 寒締めホウレンソウ



北国岩手では、もうおなじみの野菜ですが、ことしの出来は?

葉の色・味ともに良好です!ことしに入ってから、冷え込みも続いているので,おいしいものができています。
これから県内産の寒締めホウレンソウが出荷のピークを迎えます。


※ 「寒締め」 とは?

ハウス栽培で一定の大きさまで育てたあと、ハウスの裾を上げて、成長した作物にわざと冷たい空気を当てる栽培方法のこと。





寒締めホウレンソウは、日光に多く当たるよう地面に張り付くように葉を広げながら育つので、葉が縮んで成長しています。


☆ ココがスゴイ! 寒締め効果! ☆






① とにかく甘い!  糖度が10度以上

ホウレンソウの糖度は、暖かい時期のものが約4度、寒締めではない冬のホウレンソウは5~6度程度です。
ところが、寒締めホウレンソウは、寒さに耐えられるように葉に厚みが出て水分が少なくなり糖分をため込むため、他のホウレンソウの2倍の糖度になるのです。


② ビタミンCの量がアップ!  ひと束、レモン約10個分

寒締めホウレンソウは、真冬の最も寒い時期に、3ヶ月もの時間をかけて成長するので、その分ゆっくりと土から栄養分を得ることができます。



≪寒締めホウレンソウのおすすめの食べ方≫


味も甘味も強いので、あまり手をかけ過ぎずにストレートに美味しさを味わうのが一番!

シンプルに「おひたし」がおすすめ!




食べてみま~す♪ (^_^)/



あま~い !(^^)! 調味料をかけなくてもおいしい!

≪調理の際のポイント≫


少量の水で「蒸し茹で」をすること!

ビタミンCは水溶性なので、ふつうに茹でると栄養が流れ出てしまいがちです。そこで、蒸し茹ですることで、ビタミンCの損失を最小限に食い止め、えぐみとあくを抜くことができます。


≪栄養をたっぷり活かしたレシピ≫


Ⅰ.「豚肉とホウレンソウの中華丼」



【作り方】

① 豚肉に醤油と片栗粉をもみこむ。

② フライパンにゴマ油を入れて豚肉を炒め、焼き色がついたら、しょうがとホウレンソウを入れて炒める。

③ 水溶き片栗粉を流し込み、とろみがついたらご飯の上にのせて完成!


ホウレンソウは鉄分も豊富なので、豚肉に含まれる動物性たんぱく質と一緒にとると吸収がよくなります。

貧血予防に効果的なレシピです。


Ⅱ.「寒締めホウレンソウのオムレツ」



【作り方】

① 卵に砂糖・みりん・塩・下茹でしたホウレンソウを加える。

② 熱したフライパンにバターを溶かし、卵液を静かにたらし、熱が通ったらゆっくり巻いて完成!


寒締めホウレンソウが肉厚なので食べ応え抜群!自然の甘さもあるので卵に入れる砂糖も少量で済みます!

野菜嫌いのお子様にもおすすめのレシピです。




冬限定のホウレンソウなのでたくさん食べてみてください

栄養たっぷりの「寒締めホウレンソウ」で寒い冬を乗り切りましょう!!




(^_^)/




本日お届けしたのは 丸モ盛岡中央青果(株)石橋 徹さんとNHK伊藤 彩キャスターでした!



「とれたて市場だより」は、月曜日~金曜日の午後6時10分~7時のNHK総合「おばんですいわて」内で火曜日に放送しています。



皆様ぜひご覧ください。



次回(2017年1月24日)放送予定は 「海藻類」 です。

※国会中継等で休止になる場合があります。ご了承ください

2017年1月16日月曜日

中晩柑(放送日1月10日)

盛岡市中央卸売市場から旬のおいしい食材をご紹介する「とれたて市場だより」。

本日紹介する食材は!甘酸っぱい味が口の中で広がるのがたまらない 「中晩柑(ちゅうばんかん)」 です!




中晩柑とは、年明けの時期から5月頃にかけて収穫される、みかん以外の柑橘類のことです。最近は、新しい品種が続々登場し、200種類以上の柑橘類があります。

今回は、これから多く市場に出回る2つの品種をご用意しました。



ことしは、例年より生育が若干早めで、少し大玉傾向にあります。ただ、昨年に比べて、天候が良く温かい日に恵まれたため順調に成長し、糖度も増して、酸味とのバランスがとれて味は良好です。



それでは、2つの中晩柑の特徴やいただき方をそれぞれご紹介します。



人気品種  〈いよかん〉 





いよかんは、果汁がたっぷりと含まれていて、果肉がやわらかいです。また、柑橘のさわやかな香りが強いのも特徴です。

そのままいただいてもおいしいですが、豊富な果汁を活かしたソースやドレッシングにして活用してみてはいかがでしょうか。



いよかんを使った料理を引き立てるレシピをご紹介します。



まずは、肉料理や魚料理にかけていただく
 「いよかんハチミツオニオンソース」 

お肉の上にるのが「いよかんハチミツオニオンソース」です


作り方

①いよかんを1センチの大きさにカットし、玉ねぎはみじん切りにします。

②酒・はちみつ・しょう油を加えて加熱し、肉や魚と和えたら完成です。




つづいては、
「柑橘ドレッシング」です。


作り方

・いよかんの果汁に砂糖・塩・酢・オリーブ油を加えてかき混ぜ、砂糖が溶けたら完成です。



左、「いよかん昆布ポン酢」  右、「柑橘ドレッシング」
さらに、鍋料理にぴったりの手づくり
「いよかん昆布ポン酢」です。


作り方

①みりん・酒を合わせて煮立て、果汁をしぼり・しょう油・酢・昆布加えます。

②昆布が完全にふやけたら完成。



果汁の多いいよかんはもちろん、他の柑橘類で試してみてもよいでしょう。柑橘のさわやかな香りを楽しみながら、かけたり、つけたりと様々な料理に活用できます。




つづいてご紹介する品種は、



お馴染みの品種  〈デコポン〉 






特徴は、頭の部分が出っ張っている見た目と、糖度が高いこと。みかんのように薄皮までいただける魅力です。また、薄い皮でむきやすく種もないので食べやすいのも人気の理由です。試食してみます。
簡単に皮も剥けますよ!


ジュースのように果汁が多いですね!


デコポンの正式な品種名は「不知火」(しらぬい)といいます。その中で、糖度が13度以上のもの「デコポン」と呼ばれています。



れらの中晩柑!果肉だけでなく、果皮も無駄なく使いたいですね。


果皮砂糖などで煮詰めて乾燥させ、ピールにしましょう。

 「ピール」 


作り方

①皮表面を、たわしなどできれいに洗います。

②皮を細く切り、鍋に水を入れて5分ほど沸騰させます。これを2、3回繰り返します。

③皮の重さを量り、その重さの70%の量の砂糖を加えます。鍋に皮を入れ、砂糖をまぶします。

④水分が出てきたら、ひたらない程度の量の水を加え火にかけます。弱火で水分がなくなるまで
 ゆっくりと煮詰めていきます。

⑤1日~2日置いて完成です早めにいただきたい場合は、150度に設定したオーブンで乾燥さ
 せてもいいです)。



時間はかかりますが、香りがよく、そのままでもおいしくいただけますし、パンやお菓子作り、紅茶など様々な使い方ができて、重宝します。


また、果皮には栄養もたっぷりなんです
果皮には、
・白い部分には動脈硬化予防につながるビタミンP 
抗酸化作用のあるビタミンC 
など含まれています。



柑橘類は、見た目こそ似ていますが、それぞれの特徴があるんですね。香りを楽しみながら、様々な料理と組み合わせてみたいと思います。みなさんもお好みの柑橘類を見つけておいしく味わってみてください!



2月に入ると、甘夏はっさく甘平(かんぺい)など様々な柑橘類が出回ります。

食べ比べて、楽しんでみてはいかがでしょうか。



(^o^)丿


本日お届けしたのは 丸モ盛岡中央青果(株) 浅沼 一志さんとNHK渡邉 真佑子キャスターでした!



「とれたて市場だより」は、月曜日~金曜日の午後6時10分~7時のNHK総合「おばんですいわて」内で火曜日に放送しています。



皆様ぜひご覧ください。




次回(2017年1月17日)放送予定は 「寒締めホウレンソウ」 です。
※国会中継等で休止になる場合があります。ご了承ください