2016年10月27日木曜日

サツマイモ(放送日10月18日)

盛岡市中央卸売市場から旬のおいしい食材をご紹介する「とれたて市場だより」。
本日紹介する食材は!
石焼~いも~おイモ♪♪ホクホクふっくら
寒くなるこの時期に頬張りたくなる人気食材 「サツマイモ」 です。



サツマイモを見かける時期になりました。
スーパーで石焼イモやふかしイモが売られていて、旬を感じます。

サツマイモは、年中出回っていますが、10月から消費量が増えてくるために、この時期出荷のピークとなっています。今日は、生産量全国2位の茨城県産のものを用意しました。

ことしは晴れの日が続き、豊作となりました。夏は猛暑日が続くこともありましたが、気温による影響もなく、サツマイモの生育にとって程良い気温が続いて大きく育ちました。甘みもギュッと詰まって、美味しい出来になっています。

<サツマイモは収穫してすぐに出荷されない>
収穫されたほとんどのサツマイモは、一定の温度と湿度を保ちながら 貯蔵 されています。

これは、時間を置くことでより甘みが増しておいしくなるからです。
サツマイモの主成分デンプンは、糖に変わる働きがあります。これを『糖化』といって、どんどん甘くなっていきます。
サツマイモは秋に収穫された時からゆっくりと糖化始め、止まることはありません。貯蔵することで水分が抜けていき、糖分が凝縮するのです。


品種によって糖化のスピードが違います。
それでは、この時期出回っている品種を紹介します。


サツマイモの代表格  「紅あずま」



少しつ糖化が進む紅あずまは、収穫から2~3ヶ月経つと甘味が増しねっとりした食感になっていきます。収穫してすぐの今の時期は、程よい甘味があり、ホクホク感を楽しめます。煮崩れしにくいため、煮物、天ぷら、お菓子など幅広い調理に向いています。

紅あずまの料理を紹介します。

「サツマイモと鶏もも肉の炒め煮」 -紅あずまのホクホク感を活かしたレシピ-



作り方 
①鶏肉をごま油・塩・酒でもみ込み、5分置きます。
②サツマイモは、皮つきのまま乱切りにし、2~3分水にさらしておきます。
③漬け込んだ鶏もも肉を、フライパンで焦げ目が付くまで炒め、サツマイモ・ネギを加えます。
④色づいてきたら、水・醤油・砂糖・みりん・酒を加え、照りが出るまで煮詰めて完成です。


鶏肉の旨味と醤油の香ばしさがサツマイモに染みて、ご飯のすすむおかずになります。


サツマイモの人気品種    「紅はるか」



紅はるかは、収穫してすぐ糖化が進み、今の時期からしっとりとした食感を楽しむことが出来ます。糖度が高く甘みが強いのが特徴です。そのままの素材のおいしさを楽しんでほしいです。

「ホクホクでおいしいで~す(^o^)丿」


加熱で糖化促進

サツマイモの糖化の働きは、「加熱調理」によっても活発になるため、甘みが増します。中でも甘さを引き出す加熱法は「焼く」のがおすすめです。水分を飛ばして甘みを凝縮します。

「お手軽焼き芋調理法」   -自宅で簡単に出来る焼き芋を紹介します
 
作り方   
①手のひらサイズに切ったサツマイモを、調理用ペーパーをしいたアルミホイルにくるみます。

②オーブンレンジを160℃に設定して、予熱せずに温まらない状態から入れて、90分じっくりと焼きます。サツマイモに竹串がスッと通ったら完成です。

甘さを引き出すコツは、低温でじっくり焼くことです。旬の味を最大限に味わっていただけたらと思います。
焦げ目もついていますね。

も無駄なく、栄養満点です。サツマイモはイモ類の中でもカルシウムを含む量が一番多いです。特に皮の部分には、カルシウムが一番多く含まれています。また、ビタミンCも多く、含有量はリンゴのおよそ10倍になるんです!

(^o^)丿
本日お届けしたのは 丸モ盛岡中央青果(株)菊池 達雄さんとNHK渡邉 真佑子キャスターでした!




「とれたて市場だより」は、月曜日~金曜日の午後6時10分~7時のNHK総合「おばんですいわて」内で火曜日に放送しています。



皆様ぜひご覧ください。



次回(2016年10月25日)放送予定は 「牡蠣」 です。

※国会中継等で休止になる場合があります。ご了承ください

2016年10月17日月曜日

サケ(放送日10月11日)

盛岡市中央卸売市場から旬のおいしい食材をご紹介する「とれたて市場だより」。
本日紹介する食材は!今が旬の 『鮭』 




先月、盛岡市の中津川でも遡上が確認された鮭。

深まる秋を感じますね (^_^)

この時期に水揚げされる鮭は、数年間北の海で荒波にもまれながら育ち、産卵のため川に遡上する直前のもので、脂が乗っていておいしいです。特に、メスは筋子やいくらなどを抱えていて食べ応え抜群です。

きょうは、宮古港で水揚げされたものを用意しました。


≪鮭の栄養≫


鮮やかな赤い色!
鮭の赤い色には、栄養がたっぷり含まれています。

・ 赤い色は「アスタキサンチン」という色素で体の中で有害な活性酸素をのぞく働きをもちます。

・ 血中コレステロールを抑えるEPA」や「DHA」が豊富。


・ 骨を丈夫にする働きを持つ「ビタミンD」も多く含まれています。        


≪栄養を活かしたレシピのご紹介♪≫


『鮭と大豆のミルクスープ』



【作り方】

① 鮭を一口大に切り、小麦粉をまぶし、お好みの野菜を乱切りにします。

② オリーブオイルで鮭と野菜を炒め、牛乳・洋風スープの素を加えてひと煮立ちさせます。

③ 野菜に火が通ったら大豆を加え、塩コショウで味を整えたら完成!


鮭のビタミンDは、牛乳に含まれるカルシウムの吸収を助け、大豆の栄養イソフラボンビタミンDを増やす働きを持ちます。とても理にかなった食べ方なんです!

栄養たっぷりな上に、寒くなってくるこの時期に、体も芯からあたたまりそう (^_^)/


『鮭の皮と野菜のかき揚げ』



つい残してしまいがちな鮭の皮には、コラーゲン(女性の味方!)がたっぷり含まれています。

歯触りや生臭さが気になってしまう方もいると思いますが、そこでご紹介したいのは、このレシピ!


【作り方】

① 鮭の皮は、魚焼きグリルにアルミホイルを敷いて広げ、塩を振って、軽く焼き目が付くまで焼きます。

② 粗熱が取れたら一口大に切ります。

③ お好みの野菜を混ぜて天ぷら粉でさっと揚げたら完成!


カラッと揚げたかき揚げなら、臭いも気にならず手軽なおかずの一品として食べられます。


食べてみま~す (#^.^#) 


香りは全く生臭さが感じられません


天ぷらの香ばしい香り、野菜がぴったり!食べごたえがあります。

皮の生臭さ、歯触りが全く気にならないので、お子様にもおすすめできそうです。


≪鮭の保存方法≫

生鮭はあまり日持ちしないので、3日以上保存する場合は、塩を振るか冷凍すると良いです。



食欲の秋、たくさん食べて栄養をつけてください!


!(^^)!



本日お届けしたのは 盛岡水産(株) 佐々木 優さんとNHK伊藤 彩キャスターでした!



「とれたて市場だより」は、月曜日~金曜日の午後6時10分~7時のNHK総合「おばんですいわて」内で火曜日に放送しています。



皆様ぜひご覧ください。




次回(2016年10月18日)放送予定は 「サツマイモ」 です。
※国会中継等で休止になる場合があります。ご了承ください

2016年10月8日土曜日

柿(放送日10月4日)

盛岡市中央卸売市場から旬のおいしい食材をご紹介する「とれたて市場だより」。
本日紹介する食材は!オレンジ色が鮮やかな 『柿』 



今年は、台風の影響もあり、収穫時期が2日、3日遅くなっているものの、今週から出荷量のピークを迎えています。

今年の柿は、見た目も味も良好で、おいしい柿を味わうことができるでしょう。


きょうは、産地の和歌山県産のものをご用意しました。

早生品種で生産量が一番多い、「刀根早生(とねわせ)」という品種です。

別名「種なし柿」とも言われ、種はなく、食べやすいと人気の品種です。

玉が大きめで、糖度も高く自然の甘みを感じることができます。


 食べてみま~す♪ (*^。^*)

 

柔らかくて、ジューシー (^_^.)
この品種は、果肉が軟らかいのが特徴です。

刀根早生は渋柿で、渋抜きをして出荷されているからなんです。

昔は、焼酎で渋を抜くこともありましたが、今は時間をかけず、鮮度を保つことができる炭酸ガスを使って渋を抜いているんですよ!


≪おいしい柿の選び方≫



・ 果皮にハリがあり、全体にむらなく色づいているもの(甘みがある)。

・ 果実が大きく、手に取ってみて重みがあるもの。

・ へたが、果実に隙間なく、はりついているもので、4枚そろっているもの。


≪柿を使った料理のご紹介♪≫

そのまま食べてもおいしい柿ですが、実は料理にも使えるんです。

産地である和歌山県では、色々な食べ方をしています。


『柿ときのこのリゾット』



【作り方】

① 皮をむいた柿を、さいの目切りにします。

② フライパンにしめじを入れ、てバターと炒めます。

③ お米を入れ、米が透き通ったら白ワイン、固形スープの素を加え、煮込みます。

④ 最後に、チーズ、柿を入れて完成!

柿ときのこの組み合わせは、まさに秋の味覚です。

パルメザンチーズのコクが、柿の甘さを引き立ててくれます。


『柿と野菜の即席漬け』



【作り方】

① 柿、白菜、大根を薄く切ります。

② 白菜と大根に塩をかけて水切りする。

③ かつお節、塩、酢、しょう油で味付けしたら完成!

10分で出来てしまうお手軽レシピ!

おつまみにもいいですね (^_^)/


『柿のキャラメルソースがけ』

おしゃれなデザート
【作り方】

① 皮をむいた柿を好みの大きさに切ります。

② グラニュー糖、レモン汁を入れ、10分煮込みます。

③ はちみつをかけて粗熱をとり、冷蔵庫で冷やします。

④ キャラメルソースは、キャラメルを湯せんで溶かします。

⑤ リキュールと水を加え、沸騰したら火をとめて生クリームを加えて完成!

(お好みでピーナツなどをのせてください。)

果肉が軟らかいので口の中でとろけるような食感を味わえます。

スイーツ好きにはたまらない一品です。


柿は料理にも使える万能な食材ということで、この時期は色々な食べ方で楽しんでみてください! (*^_^*)




本日お届けしたのは 丸モ盛岡中央青果(株)北田 光博さんとNHK渡邉 真佑子キャスターでした!



「とれたて市場だより」は、月曜日~金曜日の午後6時10分~7時のNHK総合「おばんですいわて」内で火曜日に放送しています。



皆様ぜひご覧ください。



次回(2016年10月11日)放送予定は 「サケ」 です。

※国会中継等で休止になる場合があります。ご了承ください。

2016年10月3日月曜日

サトイモ(放送日9月27日)

盛岡市中央卸売市場から旬のおいしい食材をご紹介する「とれたて市場だより」。
本日紹介する食材は!秋を代表する味覚のひとつ 『サトイモ』 



お店でサトイモを見かけるようになり、秋も深まってきたなぁ~と感じますね!

きょうは、北上市特産の「二子サトイモ」をご用意しました。


≪サトイモの土の中の状態≫ 


サトイモは、株の中心にある「親イモ」の周りに、「子イモ」が増えます。
私たちが食べるサトイモは、この「子イモ」なんです。


≪二子サトイモの特徴≫

北上川流域の肥沃な土地で育ち、粘りと味にコクがあるのが特徴です。


≪粘りとコクを楽しめる、この季節にぴったりなアレンジレシピのご紹介♪≫

『サトイモの炊き込みご飯』 


① 米を洗ってざるにあげ、サトイモを食べやすい大きさに切る。

② 釜に、米・水・みりん・しょうゆ・酒・こんぶだし・サトイモを入れて炊いたら完成!

食べてみま~す (*^。^*)


とろける~!(^^)!
やわらかく、とろとろしておいしいです。

ご飯の香ばしさ、そしてサトイモのなめらかな食感がからんで、本当にご飯がすすみます。


『サンマとサトイモの甘辛煮』


① サンマの頭と尾を切り落とし、内臓を取り出して洗い、水気をきっておく。

② サトイモは皮をむき、一口大に切っておく。

③ 鍋に、サトイモとしょうゆ・酒・みりん・砂糖・生姜・水をいれてひと煮立ちさせる。

④ サンマを入れて15分ほど煮たら完成!

三陸で水揚げされるサンマもいまが水揚げの最盛期。
旬の秋ならではの食材同士を楽しめるレシピです。




≪サトイモの選び方のポイント≫



① ふっくらと丸いもので、傷がないもの。

② 切り口がきれいでずっしりと重みがあるもの。

※触ったときに、柔らかいもの、しなびたものは避けた方が良いです。



サトイモはジャガイモやサツマイモに比べてもカロリーが半分なので、ダイエット食としてもおすすめです。

食欲の秋! 様々な調理方法でサトイモを楽しんでみてはいかがでしょうか(^_^)/  

 
!(^^)!


 本日お届けしたのは 丸モ盛岡中央青果(株)石橋 徹さんとNHK伊藤 彩キャスターでした!



「とれたて市場だより」は、月曜日~金曜日の午後6時10分~7時のNHK総合「おばんですいわて」内で火曜日に放送しています。


皆様ぜひご覧ください。


次回(2016年10月4日)放送予定は 「柿」 です。

※国会中継等で休止になる場合があります。ご了承ください。