2016年9月27日火曜日

梨(放送日9月20日)

盛岡市中央卸売市場から旬のおいしい食材をご紹介する「とれたて市場だより」。
本日紹介する食材は! 『梨』 
左、「あきづき」   右、「二十世紀梨」
お店でも色々な品種の梨を見かけるようになりましたね。

今年は天候のいい日が多かったため、出荷は一週間ほど早く、7月下旬ころから出回り始めています。今年も味・見た目ともに良好です。今年はぜひ、美味しい梨を楽しんでください。

9月上旬ころから品種が変わります。今はちょうど品種が多く出回っている時期です。

きょうは、今の時期に味わえる2種類和梨を用意しました。
写真、微妙に色が違うのがわかりますか
和梨は糖度が高めの「赤梨系」と、さっぱりした味わいが特徴の「青梨系」の二つに分けられます。

先ずは赤梨系の品種から紹介します。

 『あきき』 
あききは、収穫の時期である「秋」と、果実が丸く「月」のように見えることから付けられた名前です。500グラム以上の大玉のものが多く、果肉のキメが細かくジューシーです。また、幸水や豊水と同じく糖度が高めで果汁も豊富です。



 「あきき」の特徴を活かし、一味違うおいしさを楽しめるレシピをご紹介します。
「梨とバナナのケーキ」
作り方
①梨をサイコロ状にカットします。バナナはすりつぶします。
②ホットケーキ用の粉と豆乳を一緒に混ぜ合わせ、クッキングシートを敷いた型に流し込みます。
③その上に薄くスライスした梨とバナナを乗せ、オーブンで40分ほど焼いたら完成。

「あきづき」の甘みと果汁の多さで、自然な甘さを楽しめます。果汁たっぷりの風味にバナナのまろやかさも加わり、しっとりとした食感で豊かな香りも広がります。
「あきづき」は熟れやすく、あまり日持ちしないため、色々なおやつにアレンジするのがオススメです。


次は青梨系の品種をご紹介します。

 『二十世紀梨』 

青系というよりは黄緑色に見えますね。収穫初期は黄緑色ですが、追熟すると黄色くなり、甘さが増します。酸味と甘さのバランスがとれた爽やかな味で、シャリシャリした食感が特徴です。


ミズミズしさと歯ざわりを味わうレシピがこちら
「梨の酢の物」
作り方
①梨はいちょう切りにして酢水に浸けます。キュウリは輪切りにして水分を絞ります。
②炒りゴマ・出し汁・酢・砂糖・塩で味付けをして完成です。

一見、ダイコンのように見えるフルーツサラダです。梨のほんのりとした甘さが引き立ち、自然な美味しさを味わえます。また、シャリシャリとした独特の食感は、リグニンという食物繊維によるもので、高い整腸作用があります。
梨には、果糖・クエン酸も含まれているため、疲労回復効果も期待できます。

梨とお酢の組み合わせが絶妙なバランスです。甘酸っぱくデザート感覚の酢の物に仕上がります。


<梨をおいしく食べるためのポイント>
冷やしすぎないことです。水分が抜けて甘さが感じられなくなります。食べる2~3時間前に氷水などで冷やすのがオススメです。

(^o^)丿
きょうは、和梨をご紹介しましたが、洋ナシもおいしい時期です。今は岩手県産の「マルゲリットマリーラ」という品種が出回っています。特徴は果皮がなめらかで、果肉のキメが細かく、果汁が多いことです。
↑マルゲリットマリーラ↑

和梨と違って洋ナシは追熟させる必要があります。紙袋などに入れて、20℃前後の場所で追熟させることで、おいしくいただけます。


本日お届けしたのは 丸モ盛岡中央青果(株)浅沼 一志さんとNHK渡邉 真佑子キャスターでした!




「とれたて市場だより」は、月曜日~金曜日の午後6時10分~7時のNHK総合「おばんですいわて」内で火曜日に放送しています。


皆様ぜひご覧ください。



次回(2016年9月27日)放送予定は 「サトイモ」 です。

※国会中継等で休止になる場合があります。ご了承ください。

サンマ(放送日9月13日)

盛岡市中央卸売市場から旬のおいしい食材をご紹介する「とれたて市場だより」。
本日紹介する食材は!秋の代表的な味覚 『サンマ』 




ことしもサンマの季節がやってきました!

今の時期のサンマは、産卵の為、温かい海水を求め、北海道の沖合から徐々に南下します。そのため、今月から来月までの2ヶ月間は、三陸沖の漁場で水揚げされるんです!

きょうは北海道の釧路港で水揚げされたものを用意しました。

ことしは、漁場にも台風の被害があり、水揚げ量は少なめ。

やや小ぶりなサンマが主流ですが、丸みがありふっくらしていて、脂のノリもいいです。


☆ 刺身にして食べてみます♪☆




※サンマに元々入っている寄生虫を殺菌するために、一度冷凍して解凍したものを用意

とろける~(*^。^*)

 ≪おいしいサンマの見分け方・選び方≫


 
 

 ① お腹に丸みがあり、ふっくらしているもの

 ② 口の先が黄色いもの
   
サンマは元々口が黄色い魚です。しかし、水揚げから時間が経つと、徐々に口の色素が抜けていきます。つまり、黄色いほど水揚げから時間が経っていない新鮮な証拠なのです。


≪サンマの栄養≫

・ DHA、EPAが豊富 → 血のかたまりが出来るのを防ぎます

・ ビタミンDも多い   → 骨を丈夫にする働きをします


≪サンマの栄養を余すことなく食べられるオススメレシピ≫

『ナスとサンマの重ね焼き』



① 3枚おろしにして骨を抜いたサンマに塩コショウを振る

② ナスは薄く切ってあく抜きをしておく

③ 薄くスライスしたにんにく、みじん切りにしたアンチョビをかける。

④ ブラックペッパーオリーブオイルをかけてオーブントースターで10分ほど焼いたら完成!

サンマに含まれるDHAは、熱に弱く流れ出やすいのですが、この食べ方だと、流れ出てしまった栄養をスポンジ状のナスがすべて吸い込んでくれ、栄養を余すことなく頂くことが出来ます。


≪サンマのわた(内臓部分)≫

赤い帯状の部分がわた
サンマは、わたにも栄養がたっぷり含まれています。

わたには、レチノールという栄養が豊富 → 肌の弾力の低下を防ぎ、若返り効果があります。

サンマは腸が短く消化が早い魚で、あまり臭みがないため、苦みを感じずにわたを食べることが出来ます。


≪わたごと丸々使ったレシピ≫

『サンマの炊き込みご飯』


① 炊飯器に、米・しょうゆ・酒・酢・塩と、尾だけ切ったサンマをのせて炊く

② 炊けたらサンマを取り出して、骨だけ取り除き身をほぐし、ご飯と混ぜて完成!

わたを丸ごと使うことで味に深みが出るので食欲の秋にぴったりなメニューです。

箸が進みますよ!ぜひ試してみてください!



サンマは和食だけでなく洋食でも楽しめるんですね。

これからの季節楽しみです(^_^)/



(#^.^#)



本日お届けしたのは 盛岡水産(株) 佐々木 優さんとNHK伊藤 彩キャスターでした!


「とれたて市場だより」は、月曜日~金曜日の午後6時10分~7時のNHK総合「おばんですいわて」内で火曜日に放送しています。


皆様ぜひご覧ください。



次回(2016年9月20日)放送予定は 「ナシ」 です。
※国会中継等で休止になる場合があります。ご了承ください











2016年9月20日火曜日

レンコン(放送日9月8日)

盛岡市中央卸売市場から旬のおいしい食材をご紹介する「とれたて市場だより」。
本日紹介する食材は! 『レンコン』 
たくさんの穴をもつレンコン。
「先を見通す」縁起の良い食材とされ、おせち料理などに使われています。


「先が見通せる?」(@_@;)
この時期のレンコンは水分があり、みずみずしいのが特徴です。露地栽培のものの収穫が始まる9月~10月ころまでのレンコンは程よい甘さもあります。


きょうは、全国生産量1位の茨城県霞ケ浦流域で育ったレンコンをお持ちしました。実は、ここはレンコン栽培に適した場所なんです。



レンコンは水が必要な作物です。茨城県のレンコン産地は霞ケ浦流域周辺に位置しており、かつ低湿地帯になっていて水が豊富にあります。また、冬でも雪が降らない温暖な気候になっていて、レンコン栽培に適しているのです。

今年は、先月の台風の影響もあり、例年に比べて数は少なくなっていますが、一本ずつが大きく育ち、味も良好です。  
    


  <おいしいレンコンの見分け方>
・切り口が茶色く変色しておらず、白くみずみずしいもの(新鮮な証拠!)。
・ふっくらと厚みのある形をしており,重みのあるもの。


<調理のポイント その1~ホクホクで・もっちりと~>
・この時期のレンコンはやわらかいです。その食感をそのまま楽しんでいただくためには、加熱する時に蓋をしてよく火を通してください。そうして、繊維質を柔らかくすれば、ホクホクに仕上がります。


すりおろして、揚げ物に混ぜることで、今度はもっちりとした独特の食感を楽しむ事が出来ます。


<レンコンの特徴を活かした料理 その1 もっちり編>

『レンコンミートボール』

作り方
①鶏挽肉・みじん切りにした長ネギ・すりおろしたレンコンを混ぜ合わせます。
②一口大に丸めて、油で揚げます。甘酢あんに絡めてネギを乗せたら完成です。

すりおろしたレンコンがつなぎの役目になりますし、ふわふわにに仕上がり、もちっとした食感が楽しめます。



<調理のポイント その2~シャキシャキで~>

水で薄めた酢(酢水)につけることでレンコンの歯切れが良くなります。輪切りではなく、レンコンの繊維にそって縦切りにするとさらにシャキシャキ感がアップします。

<レンコンの特徴を活かした料理 その2 シャキシャキ編>
『レンコンの洋風きんぴら』

赤と白の色合いが食欲をそそります

作り方
①レンコンを薄く輪切りにして酢水にさらします。
②ベーコンを炒めて、千切りのニンジンとレンコンを加え、塩・コショウ・粉チーズを加えて完成です。


いろいろな食感を楽しめるレンコン。食欲の秋も近づきますし、様々な調理法でおいしくいただきたいですね。



(^o^)丿

本日お届けしたのは 丸モ盛岡中央青果(株)松坂 俊仁さんとNHK渡邉 真佑子キャスターでした!



「とれたて市場だより」は、月曜日~金曜日の午後6時10分~7時のNHK総合「おばんですいわて」内で火曜日に放送しています。


皆様ぜひご覧ください。



次回(2016年9月13日)放送予定は 「サンマ」 です。

※国会中継等で休止になる場合があります。ご了承ください。

ゴマサバ(放送日8月23日)

盛岡市中央卸売市場から旬のおいしい食材をご紹介する「とれたて市場だより」。
本日紹介する食材は!いまが旬の魚 『ゴマサバ』 

この時期は三陸沖で獲れたゴマサバが旬を迎えます。きょうは宮古産のゴマサバを用意しました。初夏に産卵を終えたゴマサバは、身に栄養を蓄えながら北上して、脂の乗りが良いです。ことしは、水温が高く春先の早い時期から順調に水揚げされています。

秋から冬に多く出回るマサバと違い、ゴマサバは小型で丸みがあります。体の側面と腹部に小さな黒い斑点があり、この特徴からゴマサバと呼ばれています。
この時期は、マサバより脂が乗っているんですよ。

<おいしいサバの見分け方>
①まずはエラです。赤く、鮮やかな色をしているものがいいです。
②また、目が澄んでいて透き通っているものを選びましょう。


<切り身で買う場合のポイント>
①身に透明感と弾力があり、ツヤツヤしていること。
②身と血合の区別がハッキリしていること。

<オススメのゴマサバのいただき方>

『しめサバ』
新鮮で旬のゴマサバは、しめサバにしていただくのがオススメです。

作り方 ①3枚におろした身に、塩をまんべんなくつけて20分ほど寝かせます。
      ②その後、酢で塩を洗い、容器にサバが浸るまで酢を注ぎ、一時間漬けて出来上がりで       す。


『しめサバのタタキ』
しめサバは、そのままでももちろん美味しくいただけますが、タタキも最高です。

作り方; 
しめサバを細かく切ります。ネギ・ゴマ・醤油・ワサビを入れてよく混ぜ合わせ、そこにしめサバを加えたら完成です。

お好みでご飯に海苔を敷いて、タタキをその上に乗せ、漬け丼にしてもいいです。また、そこにお湯をかけてお茶漬けにするのもオススメです。
タタキをのせてお茶漬け


しめサバ一つでアレンジが効き、色々な味が楽しめます。

<くさみを取る方法>
サバのような青魚は臭みが強いです。

①酒や生姜は臭みを和らげる効果があります。
②牛乳や梅干しも臭みを抑えてくれます。
  牛乳は匂いを吸着する性質を持っていて、梅干しは臭みの成分のアルカリ性を梅干しの酸が   中和してくれます。



『ゴマサバミルク味噌煮』

くさ

 


作り方 ・鍋にゴマサバの切り身・味噌・酒・砂糖・唐辛子を入れて牛乳を注ぎ、そのまま弱火で10      分程度煮込んだら完成です。

牛乳が青魚特有のニオイを消すことはもちろん、サバの旨味が前面に引き立って、よりマイルドな味わいに仕上がります。


ゴマサバは10月いっぱいまで楽しめます。11月頃になるとマサバも冬に備え、栄養を蓄えて北上してきます。脂が乗っていますし、身が引き締まっていて旨味が凝縮しています。

それぞれの食感を楽しんでみるのもいいかもしれません。
(^o^)丿


本日お届けしたのは 盛岡水産(株) 佐々木 優さんとNHK渡邉 真佑子キャスターでした!

「とれたて市場だより」は、月曜日~金曜日の午後6時10分~7時のNHK総合「おばんですいわて」内で火曜日に放送しています。

皆様ぜひご覧ください。


次回(2016年9月6日)放送予定は 「梨」 です。
※国会中継等で休止になる場合があります。ご了承ください