2016年6月27日月曜日

スルメイカ(放送日6月21日)

盛岡市中央卸売市場から旬のおいしい食材をご紹介する「とれたて市場だより」。
本日紹介する食材は、キラキラと艶が有る「スルメイカ」です。


スルメイカと言えば刺身や燻製など、おいしいいただき方がたくさんあります。そして、一年中食べられますね。
スルメイカは、九州方面で生まれたあと、日本列島の周りを一年中回遊していて、時期によって水揚げの場所が変わります。今、水揚げされているものは、日本海側を北上してきているものです。
ちなみに、先日、北海道函館でも漁が解禁されたばかりなんですよ。
きょうは青森県産のものを用意しました。
太平洋側を北上する群は日本海側より遅れてきます。


<今の時期獲れるスルメイカの特徴>
夏イカとも呼ばれています。小ぶりですが、まだ若いイカなので柔らかいのが特徴です。生はもちろん加熱しても柔らかいままなんです

<新鮮なイカの選び方>
①目玉が黒く、身の色が赤褐色をしていて濃いもの。
②身にハリがあって弾力のあるもの。


弾力ある!

旬のスルメイカの様々な調理法を見ていきましょう。

『イカソーメン』       定番だけどやっぱり生で。
薬味に定番の生姜を。

今の時期のものはとにかく柔らかいので、ソーメンのように細く切ってスルッと食べるのに、一番向いています。

今回は、シンプルにダシ醤油でいただきます。
薬味などで味を変えても楽しめます。ネギや生姜などは定番ですが、梅干しなどと絡めてもさっぱりして食べやすいです。
梅干しの酸っぱさとイカの甘みが良く合います。



『イカとレンコンのきんぴら』   

〈作り方〉
①レンコンは皮を剥いて1ミリ幅くらいの薄切りにし、イカは一口大に切り、格子状に切り込みを入れます。
②ニンジン・キヌサヤを厚めの千切りにします。
③フライパンにごま油を熱し、レンコン・イカ・ニンジン・キヌサヤをいれて、中火で炒めます。
④火が通ったら酒・醤油・砂糖・みりんを回し入れ、煮詰めて完成です。

この時期のイカの柔らかさと、レンコンのシャキシャキさという、2つの食感を一緒に楽しめます。


お酒のおつまみにもピッタリ。栄養もタップリ。
夏イカの幅広い調理法を楽しんで、この夏を乗り切りたいですね。

(^o^)丿
ちなみに、三陸でのスルメイカの水揚げは、8月~9月がピークになるようですよ。


本日お届けしたのは 盛岡水産(株) 佐々木 優さんとNHK伊藤 彩キャスターでした!

「とれたて市場だより」は、月曜日~金曜日の午後6時10分~7時のNHK総合「おばんですいわて」内で火曜日に放送しています。

皆様ぜひご覧ください。


次回(2016年6月28日)放送予定は 「スイカ」 です。
※国会中継等で休止になる場合があります。ご了承ください

2016年6月21日火曜日

サクランボ(放送日6月14日)

盛岡市中央卸売市場から旬のおいしい食材をご紹介する「とれたて市場だより」。
本日紹介する食材は!光沢がありルビーのような輝きをみせる赤い果実! 『さくらんぼ』


今年は、天候に恵まれてさくらんぼの花が咲くのが早く、出荷が例年より1週間~10日ほど早まっています。

日をたくさん浴びたさくらんぼは甘みが増し、また、5月・6月の寒暖差もあって実の色づきが良いです。

さくらんぼは、品種を変えながら6月上旬~7月上旬ごろまで楽しめます。

品種によっては、およそ1週間~2週間しか味わうことができないものもあり、旬は非常に短いです。食べごろを逃さず味わってください!



今日は 、今出回っている3つの品種をご用意しました。


< 高砂 >


・ 種が大きく小ぶりなのが特徴

・ 果肉は乳白で果汁が多く、酸味が強い


< 佐藤錦 >

今が最盛期で6月下旬ごろまで

・ 今やさくらんぼの代名詞となった一番人気の品種

・ 甘味と酸味バランスがよい


< 紅佐藤 >

通称 「山形美人」

・ 濃い赤に白い線が入ってます

・ 佐藤錦より少し酸味が強いのが特徴




◆さくらんぼのおいしい食べ方◆



買ってからすぐに食べたいときは、氷水で2~3分冷やすことで甘味が増します

※さくらんぼは、とても寒さに弱い果物なので、冷やしすぎには注意


収穫してからだいたい2~3日位が食べごろなので、購入後なるべく早く、その日のうちに食べましょう。

◆さくらんぼの保存のポイント◆


冷蔵保存です。

冷蔵庫で保存する場合に気をつけることは、水洗いし新聞紙やペーパータオルに包んで水分を逃がさないことです。
















◆さくらんぼを活かしたレシピ◆

『さくらんぼコンポート』



①鍋に種を取り除いたさくらんぼ・グラニュー糖・レモン汁を入れて1時間置きます

赤ワインを加え中火で5~10分煮ます

③さくらんぼがやわらかくなったら、火を止めリキュールを加え冷蔵庫で冷やす



コンポートにすることで、日持ちもします

ヨーグルトやクラッカー、パンなどに付けてもおいしくいただけます。


『チェリーパイ』


プリンを耐熱容器に入れてレンジで加熱。溶けてカスタード液になります。

焼いたパイシートに加熱したプリンを流しいれ、さくらんぼのコンポートをのせて冷やし、固まったら完成!


生で食べるのもおいしいですが、食べごろが短いさくらんぼをスイーツなどにして様々な味わいを楽しんでみてください。

お子様と一緒に作ってみてはいかがですか (^o^)丿


<さくらんぼの栄養>


カリウムの量が比較的多く、高血圧や動脈硬化の予防にもつながります。

葉酸も含まれていて貧血予防にも効果的です。


今月下旬ごろからは、県北産のさくらんぼ「佐藤錦」や「紅秀峰」も出始め、7月中旬まで楽しめます。

今がまさにおいしい時期のさくらんぼ!ぜひ味わってみてください  (^o^)丿







本日お届けしたのは 丸モ盛岡中央青果(株)浅沼 一志さんとNHK渡邉 真佑子キャスターでした!
 

「とれたて市場だより」は、月曜日~金曜日の午後6時10分~7時のNHK総合「おばんですいわて」内で火曜日に放送しています。

皆様ぜひご覧ください。

次回(2016年6月21日)放送予定は 「スルメイカ」です。
※国会中継等で休止になる場合があります。ご了承ください

レタス(放送日6月7日)

盛岡市中央卸売市場から旬のおいしい食材をご紹介する「とれたて市場だより」。
本日紹介する食材は!青々としてみずみずしい万能野菜♪ 『レタス』



いま出回っているレタスは4月中旬以降に高原で露地栽培として作付けされたものです。
この時期は昼と夜の寒暖差が大きいため、レタスにシャキシャキとした食感や甘さがはっきりと出るのでオススメなのです。

今日は、寒暖差を利用して栽培し、県内出荷量の8割を占める一戸町奥中山高原のものを用意しました。
最もなじみのある「玉レタス」 と、幅広い調理法が楽しめることが人気で、近年出荷量が増えている「ロメインレタス」を紹介します


<ロメインレタス>


パッと見た感じはホウレン草のように見えますね
「ローマ時代から食べられていた」という説から、「ローマ」がなまって「ロメイン」という名称がついたとも言われています。

欧米でよく食べられていたが、10年ほど前から奥中山高原での出荷が本格的に始まりました。

サクッとした歯ごたえと爽やかな味が特徴で、葉に厚みがあります。
実際に触ってみると葉がしっかりしています。




◆ロメインレタスの特徴を活かしたレシピ◆ 

『ロメインレタスの豚肉巻きサラダ』



☆作り方♪

①ロメインレタスをさっと茹で、にんじんを皮むき器で薄く細長く削る。


②豚ロース肉を広げて、ロメインレタスとにんじんをのせて巻いて、ラップで包む。

③電子レンジで3分加熱し、お好みのドレッシングをかけたら完成!


葉に厚みがあるので、加熱してもシャキシャキとした食感を楽しむことができ、食べ応えがあります。

ロメインレタスには、ビタミンBや食物繊維が豊富で栄養がバランスよく含まれてます。

豚肉には疲労回復に効果のあるビタミンB1をたっぷり含んでいるので、このレシピはお手軽にたっぷりの栄養を取ることが出来ます。


<玉レタス>

レタスといえばこの形!


 ビタミンEが豊富で動脈硬化の予防効果があるとされています。


◆レタスの栄養をたっぷりとれるレシピ◆


『ベーコンとレタスのスープ』



☆作り方♪

①ベーコンと玉ねぎは一口サイズに切り、レタスは食べやすい大きさにちぎる。

②オリーブオイルで、ベーコンを炒める。

③油がにじみ出てきたら玉ねぎを加え、水と固形スープの素と塩、こしょうを各少々加える。

④レタスを加えて再び火を強め、煮立ったら完成!


レタスに含まれるビタミンEは水溶性なので、スープにすることで流れ出た栄養を余すことなく食べることが出来ます。
また、レタスは完成前に入れて、短時間加熱することでシャキシャキとした食感を楽しめます。



レタス=生食・・サラダというイメージがありますが、加熱してもおいしいですよ!

ぜひ試してみてください♪

(^o^)丿


本日お届けしたのは 丸モ盛岡中央青果(株)橋本 信さんとNHK伊藤 彩キャスターでした!


「とれたて市場だより」は、月曜日~金曜日の午後6時10分~7時のNHK総合「おばんですいわて」内で火曜日に放送しています。


皆様ぜひご覧ください。


次回(2016年6月14日)放送予定は 「サクランボ」 です。
 
※国会中継等で休止になる場合があります。ご了承ください。

ホヤ(放送日5月31日)

盛岡市中央卸売市場から旬のおいしい食材をご紹介する「とれたて市場だより」。
本日紹介する食材は!海のパイナップルとも呼ばれる 『ホヤ』





これから夏が旬のホヤ!
5月~8月までが 最もおいしくいただける時期です。
というのも、 ホヤは、冬場に産卵をする際に、旨み成分のグリコーゲンが減少します。
そして、夏の間に、再度グリコーゲンを蓄えます。
つまり、夏場のホヤは、冬よりもグリコーゲンが多くなり(なんと約8倍に!)、甘みと旨みが増すのです。
今日は大船渡市三陸町で水揚げされたものを用意しました。


<ホヤの養殖>


カキ殻1個に20~30個のホヤの種を付けて、1本の縄に17~18本の下げ縄を結び付け、20~30メートルの海中にぶらさげます。

震災後1年は養殖が途絶えていましたが、翌年の春から種付けを再開しました。
ホヤはおよそ3年かけて食用の大きさまで育つので、震災後に種付けをしたものが昨年から食べごろになり、今年は特に良好なものが水揚げされています。
漁獲量も震災前とほぼ同じに回復してきています。


<ホヤを買う時の選ぶポイント>

  ①皮の朱色が鮮やかなもの

  ②はちきれそうなほどに、パンパンに張っているもの




 <ホヤの切り方>


右側の十字の入った突起が「プラス」
そのすぐ左にある突起が「マイナス」
  
  ①頭部の突起をプラスから切って次にマイナスを切ります。
      ※逆に切ると中の水分が飛び出してくるので注意

  ②縦方向に包丁を入れて外側の皮をはがし、中身を取り出す。

  ③内臓を取り除いて身を一口大に切る。


<ホヤのおいしい食べ方>

  新鮮なものは独特の臭みも少なく食べやすいので 『刺身』 


  キュウリやワカメなども加えて 『酢の物』 もおすすめ!

 
さっぱりしておいしい (*^。^*)

<ホヤを使った家庭料理の紹介♪>


『ホヤの天ぷら』

 

<作り方>
 
  ① ホヤを食べやすい大きさに切って、ペーパータオルで水分をとる。

  ②天ぷら粉をしっかりとつけて170度の油で揚げます

旬のホヤでつくる天ぷらは驚くほどの甘味を醸し出し、天ぷらにすることでクセのある香りも和ら  ぎます。


『ホヤとトマトの冷製パスタ』

ホヤとトマトの相性抜群!

<作り方>

  ミニトマトに大葉、はちみつ、バルサミコ酢、塩、オリーブオイルを混ぜる。

  ②湯通ししたホヤと醤油を加える。 → ソースの完成!

  ③冷やした麵とソースを絡める。

大葉の爽やかな香り、トマトとバルサミコ酢の酸味がホヤの旨味を引き出します。
ひと味違ったホヤを味わえます。


<ホヤの栄養>

  低カロリーなのに鉄や亜鉛が多いのが特徴で、疲労回復・夏バテ予防の効果があります。
  タウリンやビタミンB12など豊富に含み、美容と健康にもよい食べ物とされています 。


(^o^)丿



本日お届けしたのは 盛岡水産(株) 佐々木 優さんとNHK渡邉 真佑子キャスターでした!


「とれたて市場だより」は、月曜日~金曜日の午後6時10分~7時のNHK総合「おばんですいわて」内で火曜日に放送しています。


皆様ぜひご覧ください。


次回(2016年6月7日)放送予定は 「レタス」 です。
※国会中継等で休止になる場合があります。ご了承ください

2016年6月2日木曜日

メロン(放送日5月17日)

盛岡市中央卸売市場から旬のおいしい食材をご紹介する「とれたて市場だより」。
本日紹介する食材は!美しくそろった網目に、オレンジキミドリのみずみずしい果実が詰まっています!とっても新鮮! 『メロン』





これからの時期、さまざまなメ品種のメロンが出回ります。

4月下旬から6月中旬ころまでは茨城県産のものが出荷されます。茨城県はメロンの産出額が全国トップです。


茨城県はなぜメロン作りが盛んなのでしょうか?
それは、水はけのよい土地のためです。メロンは、大きく肥大する時期には水が必要ですが、生育の終盤は糖度を上げるために水を控えることが必要です。

水はけのよい土地は水のコントロールがしやすいため、甘いメロンを育てることができます。つまり、メロン栽培に適しているのです!

そして、栽培方法にも工夫があります!メロンはハウス栽培で栽培されますが、厳寒期の1月~2月は、三重・四重にビニールを被せて苗を育てます。ハウス内が暑すぎる時には外し、寒い時には被せるなど調節をして、適温の25℃~30℃に保たせるためです。


♦メロンには青肉系赤肉系が有ります。♦

青肉系のアンデスメロンには、厚い果肉と豊かな香りに加え、コクがあります。安価なものも多いです。

赤肉系のクインシーメロンは、まろやかな甘みと滑らかな舌ざわりが楽しめます。美しいオレンジ色の果肉が特徴で、日持ちも良いです。



♦メロンのおいしいいただき方♦

店頭では、食べ頃より早いものが並んでいます。メロンは、収穫後も熟度が進むため、常温で2~3日追熟させましょう。

♦食べ頃の見分け方♦

・メロンのお尻のところを押したときに弾力があり、またメロン独特の甘い香りが強くなってきたら食べ頃です。

「まだ、少し固めです」

食べる前は2~3時間冷やして食べるとおいしくいただけます。冷やし過ぎると、味が落ちてしまうので注意しましょう。

♦保存方法♦
食べきれなくて、保存する際は種を取り除きます。種を残したままにするとそこから傷みが進んでしまいます。カットした面が空気に触れないようにラップをして、冷蔵庫で保存しましょう。



♦メロンの果汁の多さと甘みを活かすレシピの紹介♦

青肉系メロンを使った「メロンゼリー」
パイナップルやイチゴも入っておいしそう ( ^)o(^ )

<作り方>
・メロンを半分に切ります。果肉をスプーンでくり抜き、果汁と一緒に裏ごしします。
・鍋に裏ごしした果汁・グラニュー糖と水を加えて火にかけます。
・沸騰後、ゼラチンを加えて、氷水で冷やします。
・固まり始めたときに、メロンの皮に流し込み完成です。

青肉系は、厚い果肉をゼリーと混ぜることでより滑らかな味わいになります。こうして他の果物を加えればよりおいしくいただけます。


赤肉系メロンを使った「メロンクレープ」



<作り方>
・クレープ生地に泡立てた生クリームを塗り、赤肉メロンを散らして巻きます。
 冷蔵庫で冷やして完成です。

甘みが強く、果汁の豊富な赤肉系メロンはスイーツによく合います。生クリームから見える果実の鮮やかなオレンジもおいしさを引き立てます。

赤肉系メロンはこれから暑くなる時期、冷やして食べてもおいしいですし、スイーツにして、いただくのもいいですね。


♦メロンの栄養♦
メロンは余分な塩分を体外に排出する作用のあるカリウムが豊富です。高血圧や動脈硬化などの予防の手助けやむくみの解消に効果があるようです。



(^o^)丿
本日お届けしたのは 丸モ盛岡中央青果(株)北田 光博さんとNHK渡邉 真佑子キャスターでした!

「とれたて市場だより」は、月曜日~金曜日の午後6時10分~7時のNHK総合「おばんですいわて」内で火曜日に放送しています。

皆様ぜひご覧ください。

次回(2016年5月31日)放送予定は 「ホヤ」です。
※国会中継等で休止になる場合があります。ご了承ください