2015年11月18日水曜日

カキ(放送日11月10日)

盛岡市中央卸売市場から旬のおいしい食材をご紹介する「とれたて市場だより」。

本日紹介する食材は冬の味覚「カキ」です。

この時期から旬を迎える「カキ」ですが、回復してきてはいるものの、三陸産のカキの市場への入荷量は震災前の3割ほどとなっています。

値段は100gで400円程度で、例年と同じ位の値段となっているようです。

今日は三陸の山田湾産の殻付カキを用意しました。

このように殻付で販売しているものもあります。

買うときの注意点は

・殻が大きく、重く、丸みのあるもの 

・口がしっかり閉じているもの(新鮮な証拠!)

 

スーパーでよく見かけるむき身のカキは、生食用加熱用があります。これは鮮度の違いではありません。

生食用は水揚げ後、一定期間殺菌をして出荷しているものです。

加熱用は殺菌をせず、すぐに出荷しているものです。

生カキののど越しの良さを味わいたい方は生食用を、カキの旨味を楽しみたい方は加熱用をおすすめします。


栄養豊富なカキ。「海のミルク」とも呼ばれています。

主な栄養素

グリコーゲン 体がエネルギー不足の時に糖質に変化するもので疲労回復などに効果があります。

亜鉛 免疫力を高める効果が期待されます。

 

栄養豊富なので数年前にカキの日が出来ました。 11月23日(勤労感謝の日)が実は「カキの日」なのです!

この栄養豊富なカキを多くの方に食べてもらい、日々の勤労の疲れを癒してほしいと、一昨年全国漁業協同組合が勤労感謝の日である11月23日を「カキの日」と定めました。

多くの方がカキを味わう機会につながればいいですね。

 

生食用・加熱用でおいしく味わうための下処理のポイントをご紹介します。

カキの旨味を逃がさない洗い方

 

・カキに大根おろしを入れて、優しく馴染むように混ぜます。こうすることで、カキに付着している汚れや臭みを取ることができます。

・混ぜていると、大根おろしの色が灰色に変わってきます。あとは傷つけないようにサッと水洗いをします。

こうすることで生臭さもなくなり、よりおいしく味わえるようになります。

こうして下処理をしたカキをカキ酢など生で味わうのもいいですね。

 

また、寒くなってきたので加熱したカキもいいですよね。 鍋物のシーズンですからカキ鍋もいいです!ただ、加熱するとふっくらせず身が硬くなってしまったり、縮んでしまったりします。

そんなときは加熱する前に片栗粉をまぶすといいです。そうすることでカキの表面に膜が出来て、旨味も逃げずにふっくらした状態を保つことが出来ます。

 

加熱用はあくまで加熱して味わう物です。生では食べないよう気を付けてくださいね。

 

(^o^)丿

本日お届けしたのは 盛岡水産(株)佐々木 優さんとNHK佐藤 香奈実キャスターでした!
「とれたて市場だより」は、月曜日~金曜日の午後6時10分~7時のNHK総合「おばんですいわて」内で火曜日に放送しています。
皆様ぜひご覧ください。
次回(2015年11月17日)放送予定は 「大根」 です。
※国会中継等で休止になる場合があります。ご了承ください。